どんなスポーツでも大切なのは体幹です。

スポーツ番組でも解説者が「この選手は体幹が強いですね」などよく聞きます。

ではゴルフのスイングで大切な体幹の鍛え方をご紹介しましょう。


1.体幹とは

ゴルフのスイングで大切な体幹の鍛え方をご紹介する前に体幹とはなんだろうと思われている方もおられます。

体幹とは人間の身体の頭部と左右の手足を除いた部分、身体の中心となる部分の事です。

体幹は、骨と筋肉からなります。体幹を構成する骨には、骨盤、背骨、肋骨(ろっこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)などがあります。

その周囲を取り巻く筋肉には、深層筋、表層筋があり、この2種類の筋肉を総称して体幹筋と呼びます。

体幹の役割には姿勢を維持し支える役割、動きを生み出す土台の役割、スポーツに大切な回転としての役割があります。


2.インナーマッスルの種類

よく耳にするインナーマッスル幅広い呼ばれ方では体幹です。

しかしその体幹でも重要なのがインナーマッスルです。

そこでインナーマッスルの種類をご紹介します。


1.腹横筋

お腹の最も深層部にあるコルセットの様な筋肉です。

息を吸う事によって働き、お腹の内圧を高め、腹部の安定性に寄与しています。


2.横隔膜

肺の下にある呼吸の為の筋肉です。

息を吸おうとした時に下がり、肺に空気を取り込みます。

息を吐こうとする時には持ち上がり、肺の空気を押し出します。


3.多裂筋

背中を後ろから支える深層筋です。

背骨の骨それぞれを安定させ、正しい姿勢づくりに大きく関係しています。

骨盤底筋群とも協働して骨盤の安定化にも関わっています。


4.骨盤底筋群

骨盤のもっとも底にあって、骨盤の安定化、生殖や排泄、内臓位置の保持、呼吸に寄与しています。

縁の下の力持ち的存在です。

ゴルフのスウィングでも重要な存在です。


3.簡単な体幹の鍛え方

・仰向けに寝て両ひざを立てゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる。

・仰向けに寝て両ひざを立てゆっくり息を吸いながらお腹を凹ませる。

・仰向けに寝て両ひざを立てゆっくり息を吐きながらお腹を凹ませる。

・四つん這いになり息を吐き、お腹を凹ませながら背中を丸める。

・腕立て伏せの姿勢から、肩の下にヒジが来るようにして床にヒジをつきます。

頭からおしりまでが一直線になるようにしてお腹が落ちないように姿勢をキープ。

呼吸は浅く吸って吐いてを繰り返してください。

ゴルフスウィングで体幹を鍛える道具としてバランスボールなどもあり様々な鍛え方があります。

ゴルフスウィングで大切な体幹の鍛え方でのメリットは沢山あります。

・ぽっこりお腹などの解消。

・持久力向上。

・タフな身体をつくる。

・バランスが良くなる。

・怪我をしにくくなる。

・肩こりや腰痛が軽減。

・快適な睡眠。

ゴルフのスイングで大切な体幹の鍛え方で健康を維持してゴルフを上達しましょう。