ごく稀に練習場で、ゴルフクラブが前方に飛んで行ってしまって、放送で「練習を中断してください」なんて経験が何度かあります。
初心者の方が、ボールとともにクラブも放り投げるようにスイングした結果でしょう。
でも、これは悪いことではないのではないと思います。
この人は上達の素質があるかもしれません。
ゴルフスイングでのグリップへの力の入れ方ですが、あまり強く握ってはいけません。
かといってクラブを度々放り投げるのは、迷惑をかけるので気をつけたいものです。
クラブを放り投げる気持ちで力を入れすぎないでスイングする。
わかっていてもなかなかできませんよね。
1.お箸を持つくらい
僕が初心者の頃よく言われたのが、お箸を持つくらいの力でグリップを握りなさいと言われました。
実際お箸を持つ力ってなんだかよくわかりませんよね。
今でもどの程度の力か言葉にするのは難しいです。
自分なりに出した答えは、グリップを握り、手から外れない程度の力です。
友達や知り合いなどと練習場に行ったならば、グリップを握ってからクラブを引っ張ってもらってみてください。
引っ張ってもらって、グリップが抜けないギリギリの力加減を覚えてください。
もし一人で練習しているのならば、ゴルフクラブのグリップを握ったまま少し持ち上げ、クラブが抜けない力加減です。
基本的にゴルフクラブのグリップはグリップエンドが太くなっていて、小指に引っかかる感じがあると思いますので、ギューっと握らなくてもスイングできるはずなのです。
2.グリップ交換も必要
上達は日々の練習から近づいてきます。
練習量が多ければ、グリップの消耗も進みます。
初心者の方で、中古のクラブを購入したり、人からクラブをもらったりして「一度もグリップ交換をしていない」なんて人いませんか?
グリップは非常に重要な部分なので、グリップは新しくしてから練習を始めることをお勧めします。
3.メンテナンスも重要
使用頻度やお手入れの仕方にもよりますが、私は週2回練習場またはコースに行っています。
だいたい1年でグリップを交換します。
グリップが消耗してくると、滑らないように力を入れてしまいます。
これではスイングを乱してしまいますので要注意です。
グリップはラバーで出来ていますので、いずれ劣化してツルツルになり、使っていないとボロボロと剥がれ落ちてきます。
練習場やコースでクラブを放り投げてしまうと、ちょっと恥ずかしいのでグリップのメンテナンスは忘れずに行いましょう。
グリップメンテナンス用のスプレーなどもありますが、まずは水拭きでも構いませんのでこまめにお手入れをしてください。