ゴルフのコースを回ると多くの障害物があると思いますが、その中でも厄介なのがバンカーです。

グリーン周辺のバンカーにはサンドウェッジなどを使用する事が多いですが、フェアウェイバンカーではアイアンを使用する事が多く、アイアンのバンカーショットを覚える事がゴルフの上達にも繋がります。


1.ボールの状況を確認する事

フェアウェイバンカーの特徴としてはグリーン周りのバンカーと異なり、フラットに作られている事が多いのですが、どんな状況でも同じように打てるとは限らないと言えます。

バンカーのアゴの近くにまで転がった場合、フェアウェイバンカーの真ん中に転がっている場合には大きく打ち方が異なります。

しっかりと振り切るアイアンショットができない場合には、グリーン周りのバンカーと同じでグリーンからの脱出を最優先する事が必要です。

フェアウェイバンカーで遠くに飛ばして良いのは、クラブをいつも通り振ることが出来る状況と言う事です。


2.フェアウェイバンカーで大事なこと

フェアウェイバンカーからのショットは、グリーン周りのバンカーからのショットとは打ち方が異なります。

足場が不安定なので、同じく打とうとしてもミスショットに繋がることがよくあります。

フェアウェイバンカーでのアイアンショットは、いかに足場を整えるかと言う事が重要になります。


3.フルスイングはしない事

足場の弱さは、スイングに影響が出るので、体を大きく動かそうとすれば体の軸がブレてしまうので、しっかりとクラブにボールを当てられなくなります。

フェアウェイバンカーでのアイアンショットの打ち方としては、軽めのスイングを心がけることがポイントです。

ひとつ大きめの番手のクラブを使用して、速くスイングとコンパクトなスイング、8割程度の力で軽く打つ事がアイアンでのフェアウェイバンカーの打ち方の基本と言えます。


4.アイアンは短めに持つ事

フェアウェイバンカーの打ち方のポイントとして、アイアンを短く持つ事が大事になります。

腕からボールまでの距離が短くなるので、アイアンの持ち手で調整するためと言えます。

高くあげようとせずに、まっすぐに押し出すようにスイングする事が大事で、あげようとするとダフってしまうので、ボールが飛ばない結果に陥ります。

アイアンショットの基本であるハンドファーストでしっかり押し出す事が肝要です。