ゴルフの上達に欠かせないこととして、自分のスイングを知ることが挙げられます。

自分がどのようなスイングをしているかを知ると改善点がわかりやすくなり、上達の足がかりが見つかりやすくなります。

手軽な方法として、自分の練習している姿をビデオ撮影する方法があります。

どのような振り方をしているのか、客観的に見られるので、問題点もはっきりしやすく対処も早くなります。

ビデオ撮影を手伝ってくださる方がいると良いのですが、一人でも三脚があれば大丈夫。撮影して練習のフィードバックが可能になります。

これからは積極的にゴルフの練習にはビデオ撮影を活用して、ゴルフのスキルアップに役立てていきましょう。

ビデオカメラでなくても、スマートフォンの動画撮影機能を活用して、スイングのフィードバックをたくさんこなせば、スイングの改善も早くなるので、効率よく不得意な動きの克服に役立ちます。

今回は「ゴルフが上達するビデオ撮影を取り入れた練習方法」をご紹介します。


1.どこの方向から撮影するかを決める

まずはアドレスをした位置の向かい側から真正面に撮ってみましょう。

グリップしている部分が動画の真ん中にくる位置にする等、撮影位置を決めて撮影しましょう。

たった1回だけ撮影するのではなく、定期的に撮影をすることで自分のスイングがどのように変わったかが比較しやすくなります。

毎回同じ位置・アングルで撮影すると比較しやすいので、撮影位置は定位置をとりましょう。

アドレスした位置の正面から撮ったものは、腕の動き・肩の動き・体重移動が確認できますし、バックスイング・トップスイング・フォロースルー・フィニッシュ全ての動きをチェックできます。

また、正面からの映像は自分の体の軸やインパクト時のフェースの向きなどもわかります。

左右の肩のどちらかが極端に落ちていないか、なども確認できます。


2.後方からもスイングの動作を撮影もしましょう

こちらも先ほど同様、撮影のたびに同じ位置から撮影するようにしてください。

トップスイングでのフェースの向き・ボールに対してのバックスイング・トップスイング・ダウンスイングから軌道も確認できます。

また、グリップを動画の中心にすることでスイングプレーンがわかりやすくなります。


3.ビデオカメラも性能が様々ですぐに確認が出来る

最近のビデオカメラも随分進化し、スーパースロー再生ができるようになりました。これはスイングプレーンのラインの確認にとても役に立ちます。

撮ってすぐに確認もできるので、とても便利です。

軌道を確認し、何度もスイングの修正をかけられるので、上達にも一役買いますね。


4.ビデオカメラがない場合は

最近はスマホアプリも充実し、スイングを撮影できるゴルフ用のアプリも登場しました。

後ろから撮ると、スイング軌道の線が出たり、比較がしやすい工夫がされているアプリなどがあります。

こうした便利グッズを利用して、ご自身のスイングチェックに生かしてください。

ビデオ撮影をすると、頭で思い描いていたスイングと、実際のスイングがどれだけ違うかを知ることができるので、スイングの修正がしやすくなります。

それによって客観的に見ることで自分に必要な練習を選ぶことができるので、勘違いや遠回りすることなく、効率的に上達する練習ができるようになります。