ゴルフの本番のショットでは芝の上だけではなく、ラフからだったり、傾斜だったりと様々なケースが想定されます。どんな場面でも使用できるのがアイアンです。

ロフト角も大きいのでボールも上げやすいです。最近はスペックも細かく分類されています。その中で自分にぴったり合ったアイアンを探し出すのは一苦労です。

今回はゴルフのアイアンの種類と特徴についてお伝えしていきます。


1.ロフト角

地面に垂直なラインからどのくらい傾いているのかがロフト角です。ロフト角が小さいと低く遠くへ飛んでいきます。ロフト角が大きいと高く上がるのであまり飛びません。

ゴルフの練習ではどのアイアンを使うとどのくらいの距離がでるのか、どのくらいボールが上がるのかを把握しておきましょう。

番手がひとつ大きくなると約10ヤード飛距離が変わるように作られています。例えば私は7番アイアンで160ヤードの飛距離です。

これが5番アイアンになると180ヤードの飛距離になります。これは当然人それぞれです。

ゴルフのアイアンの種類は1番アイアンから9番アイアンまでの9本と、PW、AW、SW、LWの4本のウェッジを合わせて13本ありますが、ラウンドの際にゴルフバックに入れられるクラブは全部で14本と決まっていますので、アイアンはだいたい9本くらいが普通です。一般的には奇数番号の番手を入れておく方も多いです。

ゴルフメーカーによってはロフト角の48度のPWもあれば40度のPWもあります。メーカーが違えば8番アイアンとPWが同じロフト角になることもあるのです。ロフト角はしっかりと確認して購入してください。

SWでは56度と58度の2本を入れて場面で使い分けるゴルフプロもいます。


2.シャフト

ゴルフのアイアンのシャフトの長さは番手ごとに0.5インチ変わります。番手の数字が大きくなるほど、ロフト角は大きくなり、シャフトは短くなります。シャフトは短い方が振りやすい。ただその分、手打ちになる可能性もあります。

シャフトの重さも種類は豊富です。大まかにいうと、カーボン製や軽量スチール製といった軽い素材のアイアンと、スチール製のやや重い素材のアイアンです。

カーボン製の方が軽いので振りやすくボールも上げやすいという特徴があります。半面手打ちにもなりやすいです。

私はスチール製のダイナミックゴールドを使用していますが、友人のクラブと交換してみるとはるかに重いことに気づかされます。振るには体力を要求されますが、低く強い弾道の球筋が打てるようになります。

自分の力にあったアイアンを選ぶことは大切なことです。しかし、新製品が出たからと目移りすることなく、一度決めたアイアンをとことん自分のものにするよう使い切るというのもゴルフの上達への道だと思います。