ゴルフクラブも時代とともに進化を遂げています。特にドライバーは次々にNEWバージョンが発表され、目移りして困るぐらいです。

一見同じに見えるドライバーでもシャフトによって大幅に成果は変わります。ゴルフショップでは試打できますので、ぜひ自分に合ったシャフトのドライバーを見つけてください。

今回は自分もピッタリ合ったドライバーのシャフトの選び方をお伝えします。


1.重さと長さ

まずは重さです。軽い方が振りやすいのは確かですが、その分、手打ちになりやすいという欠点があります。できる限り重たいシャフトの方が、ヘッドの重みを利用した体の回転でスイングができます。

重さはスイングスピードに適したものを使用するのが理想的なので、ゴルフショプでぜひ計測してから購入してください。

ドライバーのシャフトの長さについては短い方がミスは少ないです。一般的に身長に反比例すると言われています。身長の高い方は短いシャフトを、身長の低い方は長いシャフトを使うというものです。

170cm以上ある方は45インチ未満のシャフトが理想的です。長い分飛距離は出ますが、コントロールが難しくなります。


2.硬さ(フレックス)

シャフトには硬さというものも存在します。ドライバーに触ってみてもよくわからないと思います。

何に関係するかというとスイングしたときのドライバーのしなりに影響します。ゴルフのスイングは、しなりが大きい方がヘッドが走って飛距離がでます。

一般的にはSかRかという判断になってきますが、Sは硬め、Rは軟めです。

硬めは力のある人、スイングスピードのある人用だと思ってください。球筋のコントロールがしやすい分、硬いのでしなりは難しいです。ボールは上げにくい分、低く飛んでいきます。

軟めは非力な人、スイングスピードのない人用です。しなりやすいので飛距離がでます。ただしコントロールがやや難しくなります。ボールを上げやすいのは軟めです。

以上の結果から、自分にあった硬さよりも少しだけ軟めを使った方が飛距離は出ると思います。しなりをより活用できるからです。

ゴルフのドライバーショットは飛距離が出る分、わずかなミスが大きなミスにつながります。特にOBを打つと大きな痛手です。途端にモチベーションが下がります。あまり難しいドライバーを選ばず、楽に飛ばせるクラブを探しましょう。ただし重さだけは出来るだけ重くするのを忘れずにしてください。

他にもトルクなどの要素も絡んできますが、紹介した重さ、長さ、硬さに注目していけば必ず自分に合ったドライバーに巡り合えます。

もちろんゴルフでナイスショットはあくまでもスイングの練習、努力の成果です。ミスショットのすべてをクラブの責任にするのは問題です。スイングのスピード、特徴に合ったドライバーを購入したらひたすらそのドライバーで練習を繰り返しましょう。