ドライバーでヘッドスピードはあるのにボールが落ちてから転がらない悩みをよく聞きます。
プロの様にランを出すにはどの様な練習をしているのか、プロも実践しているゴルフのランが上達する練習方法をご紹介します。
1.ランが出ない原因
上達するきっかけにランが出ない原因をご紹介します。
1.スピン量
スピン量が多すぎるとランは出ません。
最適なスピン量は2500回転前後と言われています。
原因
・ロフトがスウィングに合っていない。
・スライス回転の球筋。
・シャフトの硬さが合っていない。
・スウィングプレーンがアップライト(縦振り)。
2.スウィングプレーン
最近のプロはランを出す方法としてフラット(横振り)なスウィングの練習をしています。
アップライトなスウィングではインパクトでヘッドが上から迎えるスウィングになる為スピン量が多くなります。
アップライトなスウィングは確率的にスライス回転の球筋が多くなります。
プロの練習としてはタオルを両脇に挟み両肘が上がり過ぎない様に練習をします。
トップで肘が高くなるとダウンスウィングで上から下への軌道が強くなります。
フォローするからフィニッシュにかけて肘が高くなるとボールは高く上がりすぎます。
タオルを両脇に挟む事でスピン量が増えない様に練習をします。
4.ヘッドの動き
ヘッドの動きではプロでも難しい部分です。
インパクトでボールを包み込むような動きをさせる練習です。
テニスで例えるならトップスピンを打つ感じです。
実際ゴルフではトップスピンをさせるとボールは上がらず失速します。
あくまでもイメージでありトップスピンをさせるイメージでスウィングするとスピン量は減少します。
プロでも冬のオフの時にテニスをトレーニングに取り入れている選手もいます。
5.フェイスの当てる部分
クラブの特性でヒールに当てるとスピン量が増えトウ(先)に当てるとスピン量が減ります。
フェイスの下部でもスピン量は多いです。(トップボールは別)
プロはクラブの特性を生かしフェイスのトウ側のやや上部で当てる練習をします。
初めはハーフショットくらいのスウィングで練習をします。
プロの中には練習の時のみ当てる部分にシールを貼ってシールの部分に当てる様に練習をします。
ランを出す為に低い球の方が良いと思いロフトの立っているクラブを使われている方もおられますが、ロフトが立っているとランは出ますがその分キャリーが減る為トータル距離は落ちます。
プロはフェアウェイウッドでもランが出る打ち方を練習します。
包み込む動作とスピン量が減るポイントで打てる様に練習をします。
自分に合ったクラブのロフト選びをして、プロも実践しているゴルフのランが上達する練習方法を参考に上達してください。