ゴルフの練習に、自宅で素振りをする方もいらっしゃると思いますが、したくても庭では近所の目があって恥ずかしい、ゴルフクラブを振るスペースがない、などなかなか出来ない方も多いと思います。

そこで、部屋でもできるタオルを使った素振りをご紹介します。


1.タオルでの素振りがお薦めな訳

タオルを使ってゴルフの上達に効果的な素振りができれば、これ程練習が身近にそして気軽にできることはないのではないでしょうか。

タオルの長さなので、スペースはゴルフクラブの時ほど必要ありません。

そして、壁やテーブル、天井からぶら下がっているペンダント型のライトなどに万が一当たっても、壊すことはありません。

タオルは自宅に必ずあると思います。

新たな出費は必要ありません。

さぁ、洗面所に行ってタオルを取ってきて下さい。

次にタオルでの素振りの練習方法をご説明いたします。


2.タオルでの素振りの練習方法

タオルは30cm×80cm程度の普通のタオルで結構です。

タオルを用意したら、まず先端にこぶ結びを一つ作って下さい。

これがゴルフクラブでいうヘッドの役目をします。

では素振りを始めます。

タオルのこぶ結びの方を下にして、こぶの無い方をゴルフクラブを握る時の要領でグリップして下さい。

テイクバックしてトップの位置から切り返し、ダウンスイングに入ります。

そして、ここがポイントです。

インパクトの位置でタオルを止めます。

体勢もインパクトの形です。

フォローは取りません。

インパクトの位置で止めます。

切り返しがいいタイミングででき正しい軌道でスイングできていれば、タオルはインパクトで止めると、グリップを支点にしてタオルの先端のこぶの重みと遠心力でクルクルと回ります。

もし、切り返しのタイミングが悪かったり、スイング軌道が正しくなければ、タオルのこぶは綺麗に回りません。

腕に当たったり、こぶが左右に振られるだけでブラブラ・バタバタしてしまいます。

スイングリズムに悩んでいたり、切り返しのタイミングが分からない、スイング軌道がインに入り過ぎる、アウトから下りてきてスライスに悩んでいる、という方に是非お薦めです。

ヘッド(ここではタオルのこぶ)の重みを感じないと出来ないので、力を抜いたスイング
も習得できます。

力みが上達の妨げになっている方には効果的です。

どうしてもこぶの重みが感じられない方は、こぶを重たくする工夫を行って下さい。

1円もかからない練習方法なので、試してみる価値はあると思います。