ゴルフメーカーから様々なゴルフボールが販売されています。

自分はどんなゴルフボールを使えばいいのか悩みます。

そこで正しいゴルフボールの選び方をご紹介します。


1.ゴルフボールの構造

ゴルフボールは中身が3層から4層構造になっています。

インパクトの力が大きいドライバーで打つと一番内側の層までエネルギーが届いてゴルフボール全体が潰れます。

逆にウェッジやパターで打つとエネルギーが小さい為外側の層までしか潰れません。

この違いがスピン量や打ち出し角に影響します。


2.ボールのタイプ

ゴルフボールが同じでもヘッドスピードやゴルフスウィングの違いで効果は変わります。

ゴルフボールのタイプにはディスタンス(飛距離)タイプとスピン系があります。

ディスタンスタイプは飛距離系でスピンタイプはスピン量が多くなりグリーン上で止まりやすくなります。

ディスタンスタイプは飛ぶと思い使用する事でゴルフスウィングによってはスピン量が少なくなりすぎて飛距離が出なくなります。

その逆でもグリーン上で止まるからとスピンタイプを選ぶとゴルフスウィングによってはスピン量が多くなりすぎ球筋がふけあがり飛距離が出ません。

スライス系の球筋はもともとスピン量が多いのでスピンタイプを選ぶとさらにスピン量が増え方向性も飛距離も悪くなります。

フック系の球筋はスピン量が少ないのでディスタンスタイプはさらにスピン量が減りゴルフボールが上がらないグリーン上でボールが止まらない状態になります。


3.ディンプル数

ディンプルとはゴルフボールの表面がくぼんでいる事を言います。

ディンプルの数でゴルフボールの高さが変わって、ディンプルの数が多いほどゴルフボールは上がります。

ゴルフボールが上がらない方はディンプル数の多いゴルフボールを選ぶ事をお勧めします。


4.ボールの硬さ

ゴルフボールの硬さは柔らかいタイプと硬いタイプがあります。

スピンタイプは柔らかいものが多くディスタンスタイプは硬いものが多いです。

パワーのない方は柔らかいタイプのボールを選ぶ事で飛距離などをカバーしてくれ上達の助けになります。


5.パターを打った時の打感

パターを打った時の打感はプロも重視しています。

打感が自分に合っていなければフィーリングが合わない為距離感が狂います。

トータル的にプロはスピンタイプを使用する為打感は柔らかいです。

プロは早いグリーンでプレイをする為硬い打感を使うと勢いのあり転がりが出る為嫌います。


6.季節によって変える

ゴルフボールは気温によって潰れ方が変わります。

暑い時には潰れやすくなり寒い時には潰れにくくなります。

プロの場合冬場はオフになる為ボールは変えませんがそれでも気温が下がりだすと飛距離や球筋の曲がり方が変わってきます。

最近ではボールのパッケージに適合ヘッドスピードや硬さなどが書いてあるので表示を参考にボール選びをして上達してください。