傾斜を読むことはゴルフのパターにおいてとても大切なことです。

ボールを真っ直ぐ転がすことが出来たとしても傾斜の読み方が間違っていた場合はカップインすることは出来ないでしょう。

正しい傾斜の読み方はパターの上達においてとても大切です。

その正しい傾斜の読み方をするにはいくつかしなければならないことがあります。

今回はそのグリーン上での正確な傾斜の読み方について書いていきたいと思います。


1. 傾斜の読み方は正面、後ろ、左右の4方向をチェックすること

はじめに、パターではグリーン上で傾斜を読む上で、どのような点に注意して傾斜の読み方をしなければいけないのかを触れていきたいと思います。

傾斜を読む目的とはフックライン、スライスラインをチェックするためだけではありません。

確かに、ボールがカップに向かってフックラインなのか、スライスラインなのかをチェックすることもとても重要です。

しかし、これだけでは傾斜の読み方は甘く、カップインするのはとても難しいと思います。

傾斜を読む目的とは、グリーン上の形状全体をチェックするためです。

それは、ボールからカップまでのラインだけでなく、上りラインなのか下りラインなのかも大切です。

さらに、カップを過ぎてからはフックするのかスライスするのか、どれくらいの強さで転がればどれくらい切れるのか、までをチェックすることが傾斜を読む目的です。

おそらく、ここまで多くの項目をチェック出来ているゴルファーの方はそう多くはいないのではないでしょうか。

カップまでの距離がロングパットになればなるほど、そのチェックは増えていきます。

特に、どれくらいの強さを打てばどのくらい切れるのかということはゴルフのスコアに現れ、グリーン上での傾斜の読み方においてとても大切なことです。

では、そのチェックをするためには、パターでどのような傾斜の読み方をしなければならないでしょうか。

それは、カップまでの正面からのライン、反対の後ろからのラインをまずは読むことです。

複雑なラインの場合、正面からみてスライスラインだと判断しても後ろから見た状態ではそれが違うことも多くあるからです。

しっかりと両方の視点からチェックし、フック、スライスを確認することが大切なことです。

次に、左右の両方向からのチェックも怠らずに行ってください。

これは、上り、下りの傾斜をチェックすることが出来ます。

この上りと下りの傾斜をチェック出来ていない場合だと距離感を掴むことが難しくなります。

さらに、どのくらいの強さで打てば良いのか、どのくらいの強さであればどれだけ切れるのか、ということが認識出来ます。

正しい傾斜の読み方というものは、4方向からの傾斜をチェックすることパターの上達において重要です。


2. 芝目の確認が傾斜の読み方において重要だということ

二つ目として、正確な傾斜の読み方をするのに大切なことはグリーンの芝目を読むということです。

グリーンの種類でベントグリーン、高麗グリーンとありますが、高麗グリーンでは芝目を読むということがパターにおいてとても重要なことになってきます。

グリーン上で芝目のチェックを欠かさないで行うこともゴルフのパターの上達においてとても大切なことです。

このように4方向からの傾斜の確認や芝目のチェックなどパターというものはとても神経を使い、疲れるものです。

ゴルフというスポーツはこのように神経を使うスポーツで長時間の集中力が求められます。

この傾斜の読み方こそがとても神経を使う部分であり18ホール続けることは精神的に辛いでしょう。

しかしこの正しい傾斜の読み方をマスターすれば必ずゴルフ、特にパターが劇的に上達するとわたしは思います。

是非、実践してみてください。