ゴルフスイングにおいて、ミスショットの多くの原因となるのが力みというものです。

力みがあればあるほど、スイングには悪影響を及ぼすことは誰しもが承知のはずです。

悪影響とわかりつつも力んでしまうのにはどのような理由があるのか、そして力みを取り除くためのスイングはどうすれば良いのかということを今回は書いていきたいと思います。


1. 力みを取り除くためのスイングには全身脱力をすること

まずはじめに、力みが及ぼす悪影響について簡単に説明したいと思います。

力みが原因で起こるミスショットは様々なものがあります。

力みが入るとスイングのリズムが早くなり、軌道がアウトサイドインになりやすいので、ボールが左にいきやすいです。

また、力みというものはダフりの1番の原因となります。

ダフりというものは全身に力みが入るため、起こる場合が多いです。

このように、力みというものはゴルフスイングにおいて、悪影響しか及ぼさないということを肝に銘じてくれると嬉しいです。

では、その力みという課題はどのようにしたら解決するのでしょうか。

それは、スイングをするとき、全身から力を抜くことが必要です。

普段ボールを前にしてスイングをする時、緊張した場面でのスイング、なんとしても飛距離を出したい時など、こうした場面に直面した際は、多くの人が全身に力みが入ります。

全身の力を抜くことは難しいことであるので、まずは肩の力を抜き、深呼吸、そして、握力の力を抜くことが大切です。

この3つを出来た場合は、全身の力はだいぶ抜けていると思います。

特に重要なことが肩の力を抜くことです。

よく、アマチュアゴルファーのスイングを目にするとき、多くが肩まわりが窮屈な状態でスイングしています。

肩が上がっている状態という表現が分かりやすいと思います。

これが窮屈な状態です。

この要因として、よく聞く答えが基本に忠実なスイングをするために肩まわりをしっかり固定しているということです。

まずこの答え自体が間違いであり、スイングの基本はリラックスして打つことです。

肩まわりを固定することはスイングの安定に繋がるのは確かですが、スイングの固定と肩まわりに力を入れるということは全く別物です。

なので、肩まわりに力をいれないこと、肩の力を抜くことこそが力みの解消には有効です。

わたし自身もこの力みというものが出てくるため、日々練習を重ねています。

みなさんも、普段の練習から緊張感を持った状態で力まずスイングをすることを心掛けていけば、力みが及ぼすミスショットが減っていくだろうとわたしは思います。

是非参考にしてみてください。