ゴルフのコースで、途中まではいいスイングが出来ていて、スコアもまとまっていたのに、途中からスイングが思うようにいかなくなり、スコアが乱れてしまう事がありますね。

練習場でも、途中までは快適にボールが打てていたのに、何かのはずみで狂いだし、ボールがうまく打てなくなることもあります。

これはなぜ起こるのでしょうか。

原因は、いろいろ考えられますが、まず最初に考えるのが、スイングが崩れることです。

長くゴルフをやっていると、それが長期間訪れることもあります。

いきなりスコアが崩れだし、コースでプレーしてもある期間、改善されないという事があります。

スランプが来たのかな、と悩みだし、自信が揺らいで、ますますスコアがまとまらなくなります。

こんな時は、スイングが崩れるのが原因という事が多いですね。

そこで、この章では、このスイングがなぜ崩れるのか、とその対処法を述べます。

それが理解できれば、スコアが乱れたとき、自分で対処できゴルフの上達が図れるようになるかもしれません。 


1.ゴルフスイングの崩れる原因とは

ゴルフスイングが崩れる理由は、実際にはいろいろあると思います。

そこで、ここでは、もっとも起こりやすい原因を示すことで、その対策も立てられるように考えていきましょう。


1)ゴルフスイングの崩れる理由

ゴルフスイングが崩れる理由としては、もともと無理なスイングをしていたため、体の一部に負担が掛かり過ぎ、スイングが維持できなくなったというものがあります。

これは、上級者やレッスンプロに見てもらい、欠点を修正してもらうしかありませんね。

あと考えられるのは、ゴルフクラブを買い替えたとき、それが自分に合っていなかったというケースもあります。

初心者なのに、プロが宣伝している上級者モデルを買ってしまうと、使いこなせずに、自分のスイングも出来なくなることがあります。

購入時点で、試打させてもらったり、店の方にアドバイスしてもらったりして、間違ったクラブ選びをしないことですね。

しかし、現実的に多いのは、自分のスイングそのものに問題があることが多いと思われます。

それは、クラブの振りが早くなるという事です。

これは、実際には力みともかかわっていて、ここ一番と気合が入ったとき、力んでしまい、クラブの振りが早くなり、スイングのリズムを崩す事がとても多いです。

本人は、普段と同じスイングをしているつもりでも、力んでしまうとクラブヘッドが開いてスライスが出たり、左にひっかけたりトラブルになる事が多いです。

常に同じリズムでスイングをすることを心がけましょう。


2)スイングのリズムを修正するには

一番確実なのは、レッスンプロに見てもらえば、一発で指摘してもらえるでしょう。

コース等でアドバイスが受けられない時には、自分で修正しなければなりません。

昔から、よく言われるのは、スイングのリズムを保つために、自分の中でキーワードを決めておくというものがあります。

有名なのは「チャーシューメン」という言葉を頭の中で言いながら、そのリズムでスイングを行います。

このキーワードは、自分がリズムの取りやすいものだったらいいでしょう。

もうひとつは、スイングのフィニッシュの位置を決めておき、ゆっくりとその位置にもって置くことをチェックするという方法があります。

正しいスイングをしていなければ、正しいフィニッシュが作れないという方法です。

まずは、スイングが崩れて、うまく打てなくなったら、気持ちを落ち着けて、ゆっくりとクラブをふる訓練をしておきましょう。

これが出来るようになれば、自信をもって、ゴルフのラウンドが出来るようになり、上達も図れますよ。