ゴルフを一緒にラウンドしていて、時々素晴らしく綺麗なスイングをするゴルファーに、出会う事があります。
全身のバランスが良く、スムーズにクラブを振れていて、無理が感じられず、相当上級者に思えて、眺めてしまいます。
一方で、パワフルで、スイングのスピードが速く、豪快で飛ばし屋だろうなと思わせてくれるスイングのゴルファーもいます。
相当練習やラウンドをこなしているのだろうと、畏敬の念を持ってしまう事もあります。
プロのスイングは、概ね綺麗で豪快ですね。
アマチュアには、想像つかないほどの練習と工夫を、重ねてきたんだろうと思います。
ところが、一方でかなりトリッキーなスイングをする人がいて、失礼ながら笑ってしまう事もあります。
初心者は動きがぎこちなく綺麗とは言えないですし、長く経験のあるゴルファーでも、特殊な癖の強いスイングの方もいます。
この章では、きれいなスイングとゴルフの上達の関連性について、話してみましょう。
1.ゴルフの綺麗なスイングとは
スポーツ全般にいえることですが、上級者になるほど動きが綺麗になりますね。
ただ美しいというだけではなく、その動きが理にかなっているのが分かって、納得しながら賞賛できます。
ところが、ゴルフでは特殊なスイングでも、うまい方もおり、他のスポーツとは違うのかと思ってしまう事もあります。
綺麗なスイングとは何か、それとゴルフの上達とはどう関係するのか、考えていきましょう。
1)一般的なゴルファーのスイングのつくり方
一般のゴルファーは、形を気にして、フォームを作ることは少ないと思います。
練習場に行って、一球でも多く球を打ってナイスショット出し、その時の感覚でスイングを決めようとしていきます。
たまたま出たナイスショットを追い求めて試行錯誤していくうちに、変な癖がついて、特殊なスイングに陥る方が多いのではないでしょうか。
通常練習場でも、自分のスイングを見れることは少なく、きっと素晴らしいスイングをしているだろうと勘違いしてしまいます。
ゴルフコースに出ると、最初のティーショットを連続写真で取ってくれるゴルフ場もあります。
そこで、自分のスイングを見て、変な癖があることに驚かれたゴルファーもいるのではないですか。
理想的なスイングとは、繰り返し何度も打てる再現性のあるものでなければなりません。
あまり力んだり、特定の個所に負荷がかかる様では、再現性は望めませんね。
軽く素振りをするように、力まずスムースにクラブが振れて、思ったようなボールが打てれば、かなりの上達ではないでしょうか。
2)どうしたら綺麗なスイングを作れるのか
まず、基本を知ることです。
綺麗なスイングのコツを理解することです。
それが分かったら、自分のスイングを定期的にチェックして修正することが必要です。
カメラを練習場に持ち込んで、動画を撮るのもいいでしょう。
ゴルフショップにも、スイングを録画してくれるところもあります。
私の場合は、レッスンプロにつき、動画を撮ってもらい、その都度チェックしていただきました。
半年ほど続けて、コースに出たときに、いつも回っているメンバーから、スイングが綺麗になったとほめられました。
スコアも良くなっていて、自分でも上達したことが確信できました。