ゴルフのアプローチが下手だなと悩まれている方、どうすれば上達するか、イメージ通りの球が打てるようになるか、それは次のことに気をつけるだけです。

そして、自分の感覚に合いそうだと思われたなら、諦めずできるようになるまで練習してみて下さい。


1. アプローチはシンプルに

ボールの位置は、常に真ん中に置きます。

ボールの高さを決めるのは、ゴルフクラブの番手です。

打ちたい高さによって、クラブの番手を変えて下さい。

「高さによって」といいましたが、厳密に言うとボールからグリーンエッジまでの距離、グリーエッジからカップまでの距離によって、クラブを決定します。

私の場合、ボールからグリーンエッジとグリーンエッジからカップまでの距離が、1:1の場合アプローチウェッジ(52度)、a:1でaが1より大きい場合サンドウェッジ(56度)、1:aでaが1より大きく2以下の場合ピッチングウェッジ(46度)、2より大きい場合9番アイアンを使っています。

クラブの番手を変えるだけで、常に同じスイング、同じボール位置でいいので、すごくシンプルです。

距離感はゴルフ練習場でひたすらボールを打って養ってください。

練習場で特に把握しておいて頂きたいのは、同じ振り幅で番手を変えて打つとどれくらい距離の差がでるのかということです。

いつもサンドウェッジやアプローチウェッジでアプローチをされていると、9番アイアンで打った時には思ったより飛んでしまいます。

逆にそれを利用して、アプローチがいつもショートしてしまう方は、番手を上げるだけで寄る確率が上がります。


2.アプローチのリズム

チョロやトップのミスが多い方は、これだけ気をつけるだけでもアプローチ下手から脱却できるはずです。

それはリズムです。

アプローチのリズムは、ショットのリズムと同じにして下さい。

柔らかく打とうとして、ショットの時よりゆっくり振ってはインパクトがゆるんでミスします。

時には打ったボールにもう一度ヘッドがあたる、二度打ちをしてしまいます。

ゆっくり上げたら、足と腰を使って思い切って、スパッと打って下さい。

それを練習で何度も行い、その振りでの距離感をつかんで下さい。

シャンクの時もそうですが、アプローチをミスすると怖くて打てなくなってしまいます。

思い切って打てないと、悪い方に向かう一方です。

アプローチでミスが出ても、もう一度切り替えて、次の1打で寄せられるように、思い切って打って下さい。

そのためにも、普段からの練習が何より大切です。

「あんなに下手だったのに上達したなぁ」と周りの人から言ってもらえるように、ご紹介した内容に気をつけて、アプローチ練習に取り組んで下さい。