ゴルフの基本はアプローチと言われています。
奥が深いアプローチですが、技も多く身に付ける事で、ゴルフのアプローチも上達し、スコアも大きく向上します。
アプローチの技の種類は多いですが、しっかり身に付ける事が肝要と言えます。
1.枯れ芝でもSWでダフらない技
カップに寄せるためには、5ヤード以上のキャリーが必要という場合には、SWを使う事が基本です。
打ち方は、基本的には変わらないですが、冬の枯れ芝の場合、若干の違いはあります。
この技を自分のものにしてしまえば、大きな武器になりますが、ポイントは、絶対にダフらないようボールを極端に右側に置くということです。
普段のピッチショットでボールを両足の真ん中に置いている人は、右足つま先線上に、右足つま先線上に置いている人は、さらにボール1個から2個分右に置きます。
スタンスの向きは左斜め45度で、左足体重で、ハンドファーストに構えます。
このセットアップで右側に置いたボールにクラブが当たるように練習でも実際のラウンドでも、何回か素振りをして、ボールが当たる場所を確認しておくことです。
テイクバックでコックを入れたら、そこがトップなので、コックをほどきながらアドレスの形に戻したところがインパクトです。
トップでのグリップの位置は、右膝の上から右腰の高さまで。肩を回す意識は不要です。
スイング中は、ずっと左足体重をキープしておく事で、ボールは右側にあるので、フォローを取ろうとする意識は不要と言えます。
手打ちに近いですが、この打ち方は身体の動きを最小限に抑えることで、ダフらないようにしていると言えます。
2.アプローチの基本技の上げて転がす
ボールを上げて、転がすという書いた通りのアプローチ方法ですがとても大事になります。
P&Rのコツは、自分でボールを上げようとせずにクラブに上げさせることです。
ランは選択したクラブによってスピン量が変わってくるので、それを頭に入れて振ると良いです。
スイングはいつも同じで、スイングは出来る限りシンプルに考え、不安が募って出来ることも出来なくなります。
クラブにボールを上げさせるということは、ある程度ロフトのあるクラブを選ぶということです。
ピッチングウエッジやピッチングサンドといったクラブがもっとも適しています。
ピンが手前にあってボールを止めたいのならアプローチウエッジやサンドウエッジという選択もあります。
最近はロフト角でウエッジの種類を表し、52度から58度の間になります。
技術のあるプレーヤーなら同じクラブで上げたり、スピンをかけたりできますが、ゴルフに大切なのは自分の技量にあったマネジメントでいかに少ない打数で上がるかです。
その時の状況に応じてクラブを替えてクラブに仕事をさせたほうが、スコアがよくなる確率は上がると言えます。