ゴルフでアドレス時のボールの位置は非常に重要で、人それぞれスイングが違うように、ボール位置の考え方、打ちやすい位置も違うと思います。

私が取り入れているボール位置をご紹介しますので、ご参考になれば嬉しいです。


1.ボール位置の考え方

ゴルフクラブの番手によってボールの位置を変える方が多いと思いますが、左足からボール何個分内側かを決め、全ての番手で同じ位置で打つ方法もあります。

同じ位置で打つ方法の場合、ウェッジを左足寄りで打つの?と思われるかもしれませんが、スタンスが番手によって変わるので、例えば左足からボール2個分内側と決めているとしても、ウェッジではスタンスが狭いので、真ん中寄りになりますし、ドライバーではスタンスが広いので、左足寄りになります。

また、このボール位置でのメリットとして、アドレスが取りやすいことが挙げられます。

まず、ボールの前で両足つま先の前にボールが来るように、両足を揃えて立ちます。

そこから、左足を決めた距離だけ開き、右足はその番手にあった気持ちのよいスタンスが取れるように開きます。

ゴルフ練習場で連続して打っていると、気づかないうちにボールの位置がだんだん狂います。

ゴルフ場のラウンドでは、練習場のマットのラインのような目印がないため、やはりボールの位置も狂いやすいです。

アドレスのし易さも、ボール位置の決め方の要素の一つになると思います。

アドレス時のボール位置が上達の妨げになっている方は、是非試してみて下さい。


2.私の ボール位置

とはいえ、私はボールの位置を番手によって変えるタイプです。

左足からの距離を固定する方法も1ヶ月くらい試してみましたが、ドライバーを左足かかと線上でないと打てなかったことと、パワーがある方ではないのでウェッジをダウンブローで打つにはボールが左足寄りにあり過ぎて難しく、私には合いませんでした。

私のボール位置は次の通りです。

・ウェッジ~7I: ボールの中心が自分の真ん中

・6I、5I: 構えた時にヘッドの右端が自分の真ん中になるような位置(ヘッドがボール半個分くらいあるので、ボールの右端と自分の真ん中の距離はボール半個分。)

・ユーティリティ: 構えた時にヘッドの右端が自分の真ん中になるような位置(ヘッドがボール1個分くらいあるので、ボールの右端と自分の真ん中の距離はボール1個分。)

・3W(地面から打つ場合): 構えた時にヘッドの右端が自分の真ん中になるような位置(ヘッドがボール2個分くらいあるので、ボールの右端と自分の真ん中の距離はボール2個分。)

・3W(ティーアップして打つ場合): 左足からボール1個分中寄り

・1W: 左足かかと線上

少しややこしそうですが、要はヘッドの大きさを利用してボールの位置を決めています。

アドレスする時に分かりやすい方法だと思いますので、試されて上達への一歩となればと思います。