ゴルフで飛距離をアップをするための方法として、まずパッと思いつくのはヘッドスピードアップのための練習をすることだと思います。

ですが、本当にヘッドスピードアップが飛距離アップに最適なのでしょうか。


2.ヘッドスピードアップは難しい

私はゴルフを始めて14年になりますが、ドライバーのヘッドスピードは、始めてから今まで44m/sのまま変わりません。

それでも、ドライバーで200ヤード飛ばなかったのが、今では平均で260ヤード飛ぶようになりました。

ヘッドスピードが上がらなくても、飛距離はアップするのです。

ヘッドスピードは生まれ持った体格や筋肉量や身体能力で決まり、ヘッドスピードをアップするためには筋トレを始めとしたトレーニングを、相当の量こなさないと難しいです。

1日中ゴルフと向き合っている方はできるかもしれませんが、多くの方はゴルフに費やせる時間は限られていると思います。

では、飛距離アップするにはどうすればよいでしょうか。


2.有効な飛距離アップ方法

道具は二の次と思われている方も多いかもしれませんが、そのようなことはありません。

まずは自分に合ったゴルフクラブをゴルフショップでフィッティングしてもらって下さい。

それだけで、10ヤードくらい変わることも普通にあります。

そして、できれば純正のものではなく、カスタムシャフトまでしてもらって下さい。

私はツアーAD を愛用していますが、これを使うようになって20ヤードは変わりました。

「フィッティングで良かったからそれにしたけど、少し使っていると合わなくなったから変えた。」ということでコロコロ変える方がいらっしゃいます。

ですが、フィッティングで合っていたのは確かなので、それが正しい結果です。

クラブは生き物ではないので変わりません。

変わったのは自分です。

厳密に言うと変わったというか、一時的に調子が悪くなっているだけです。

それを勘違いしてクラブが合わなくなったというのは、ちょっと待って下さい。

最低でも1年は使い続けて下さい。

それでも納得の行く結果が現れなかったら、きっぱり気持ちよく変えて下さい。

1年練習を続ければ、クラブにも慣れてきて、振り心地も変わり、スイングにも自信が持て、思い切って振れるようになります。

その時こそ、飛距離がアップしているはずです。

もしトレーニングをするならば、ランニングだけで十分です。

足腰を鍛えてスイング軸を安定させ、上達してくればミート率が上がり、飛距離もついてきます。

ドライバーでの飛距離はおよそ、ヘッドスピード[m/s]×6と言われていれるので、ヘッドスピード38m/sでも理論上は228ヤード飛ばせます。

それだけ飛ばすことができれば、レギュラーティーからのミドルホールの平均で大体、360ヤードなので、打ち下ろし、打ち上げはありますが、セカンドは残り130ヤードです。

これならばミドルアイン程度で攻められます。

ヘッドスピードアップよりも有効な方法で練習して、飛距離アップしてみませんか。

ゴルフ上達へ一歩前進しましょう。