ゴルフでドライバーは最も飛距離の出るクラブであるからこそ、ドライバーショットがスコアー上昇の鍵を握るといっても過言ではありません。

ドライバーで打ち直しなどが多ければそれだけ、スコアーは伸びなくなりますし、ドライバーの距離によってその後のアイアンでの攻め方が変わってきます。

ですので、ドライバーの飛距離と方向性を安定させることが、ドライバーショットの鍵となります。


1.自分に合ったドライバー

ゴルフの練習場で練習をしても、どうもドライバーショットが安定しない。

ドライバーショットに違和感を感じている。

このような場合には、ドライバーを変えてみるのも方法かもしれません。

もちろん、ドライバーを変える決断は大きな決断です。

新しいドライバーは10万円以上するものも、多々ありますし、変えたところでが上手くなる保障はありません。

ですから、ドライバーを変える前には自分のドライバーショットを見直し、グリップ、アドレス、スイングを見直した上で、それでも解決できない違和感などがあるのであれば、ドライバーを変えるという決断をすることが、しやすくなります。

ただ、ドライバーの選び方が分からないという声も聞きます。


2.ドライバーの良し悪し

何が自分にとって良いドライバーであるか、それは自分に合っているということですので、人それぞれ違います。

自分の感覚が大きな割合を占めるので、これについては試し打ちをしてみるしかありません。

ドライバーの選び方は、試し打ちで自分にシックリくるものを選ぶ方法がベストです。

しかし、理論的にはドライバーを選ぶための、要素は大きく分けてシャフト、ヘッド、の2つに分かれます。

もちろん、グリップ部によって、そのドライバーの持ち味は変わりますが、グリップ部の交換はドライバーを変えなくても出来るので、ドライバーを選択する上では、シャフトとヘッドの2つが大切になります。


3.シャフトの選び方

シャフトはグリップとヘッドをつなぐ部分ですが、これのしなり具合によって、打ち味が変わってきます。

すなわち、大きくしなるものから、しならないものまで多々ありますが、シャフトの場合は硬さという表記でされることが多いです。

慣れるまでは一般的にはレギュラーを使うことをお勧めします。

また、シャフト部分の長さもドライバー選びには重要です。

ゴルフ用品店ではシャフトの長さも相談してくれるので、相談してみるのもいいかもしれません。

シャフトの選び方1つで、そのドライバーの使い心地が180度変わる場合もあるので、侮れません。


4.ヘッド部

ヘッド部は、ボールを打つ際に最も重要な部分で、形もスタンダードなものから四角形、多面体のものまで多々あります。

もちろん、試し打ちをおこなって自分に合ったものを選ぶことが重要ですが、選ぶ基準としては、いかに真っ直ぐ飛ばせるかということです。

ドライバーでは、シャフトが長く、ボールにシャフトの中心部を当てることが特に初心者では難しく、トップ部分に当たってしまったりということが多々あります。

中心部分にあたらなくても、真っ直ぐ飛ぶように、回転を抑えるつくりになっているクラブも最近では発売されています。

ですので、ミスショットの出にくいドライバーを選ぶことをお勧めしています。

また、ドライバー選びでは、ロフト角の表記があります。

ロフト角とは、フェイス部分の角度であり、これが大きいほど、ボールに対して斜めにフェイスがあたることから、ボールが上に飛びます。

ボールが上がらないと悩んでいる場合には、ロフト角の大きなドライバーを選ぶことでボールの高さを得ることが出来ます。

メーカー、クラブ、によって、造りは大きく異なります。

同じロフト角であってもメーカーによって高さが変わる場合もありますので、ドライバーを試し打ちして自分に合ったクラブを探してみることが重要です。

肝心なのは、高いクラブほどよいというわけではないということです。

初心者ほど、高いクラブを選ぶ傾向にありますが、初心者こそ7万円以下、ものによっては5万円以下で良いクラブたどり着ける場合がほとんどです。

ですので、自分の感覚を信じて試しうちをして、時には相談しながら最良の一本を見つけることをおすすめします。