ゴルフにおいて芝目の読み方ほどむずかしく感じるものはなく、日ごろベントグリーンに慣れている人にとってはピンとこないと言えます。

芝目のきついグリーンの場合には、傾斜を読んだとしてもボールが予想通り転がることはまずないです。

芝目には芝の倒れ方により呼び方が決められていて、手前から向こう側へ向かうと芝目を順目、向こう側から手前側へ向かう芝目を逆目と呼部のが基本です。

パッティングにはとても大事な芝目ですが、理解する事が肝要です。


1.光の反射で芝目を読む

一般的な見分け方として順目は光の反射で芝が白く見え、逆目は影で黒く見えます。

とても分かりづらい見分け方であり、特に初心者にとってみれば、どこも同じ色に見えるものですし、グリーンの中に入り組むように芝目が混在しているゴルフ場もあるのでとても難しいです。

山岳コースなど高い山からの吹きさらしの風により芝目が決まることもありますが、あくまで総合的に考えての芝目であり、そのホールに必ず当てはまることではないことも多く複雑な事情が重なります。


2.人の歩く方向へ順目

花道から次のホールへ抜けるルートにかけて順目の場合はかなり多いです。

人の歩く流れから分かりますが、グリーンに乗るときは基本的に花道から上がり、パッティングが終了すると次のホールへ移動しますがその方向へ順目になります。


3.午前と午後で違う芝目

午前中は芝目を気にしなくても良かったのに、午後になると芝目が影響してくることもあります。

これは芝が成長することが影響しているからと言えます。

また、プレー前に転圧されたグリーンの芝が立ってくることも影響していると思います。


4.カップの中を覗き込む

カップの中を覗き込むと芝目の流れが分かる場合があります。

プロゴルファーがパッティングの際、カップの中を覗き込むような行為をしているところを見たことがあると思いますが、カットされたカップの土付近を見ることで芝の方向が確認でき、カップ淵に乗りかかるような芝を見ることで芝目の方向が分かります。

カップの中を覗き込むと言う事はゴルフのパッティングで、芝目で欠かせないチェックポイントになります。

ゴルフでは多くのゴルフの芝目を読む方法がありますが、いくつか理解しておくと便利と言えます。