アイアンショットがビタッと決まってグリーンにナイスオン。ゴルフのラウンドをしていてとても気持ちのいい瞬間です。パーフォーのコースでツーオンすると、次のパットはバーディパットです。カートに乗っているときからテンションが上がって興奮しますね。
今回はこのアイアンのスイングについての練習メニューの紹介です。
1.7番アイアンで練習
ゴルフではアイアンといってもいろいろな種類があります。ロフト角の小さいものだと5番アイアン(以降5Iと記します)からロフト角が大きくなるにしたがって、6I、7I、8I、9Iといった感じです。
以前は3Iや4Iなどを使用している方も多く見られましたが、今はその代わりにユーティリティを入れている方がほとんどです。プロのツアーでは1Iや0Iなども使用していますが、よほどの腕前でない限りまともにはボールを飛ばせられないでしょう。
ロングアイアンの方がミドルアイアンよりも扱いが難しいのです。理由はクラブが長いからです。ロフト角が小さい分だけフェイスが立っていて、ボールもその分上がりません。フェイスの変な場所に当たると、それこそ凄い勢いでゴルフ場ではOBゾーンへ飛んでいきます。
5Iは苦手だとはっきり言う方も私の周りにたくさんいます。そう言う方は実際ゴルフのラウンドでプレーしていても使用しないので、練習する必要もありません。5Iはゴルフの上級者用のアイアンと言えます。
ゴルフの初心者はとにかくミドルアイアンの中間にあたる7番アイアン(以降7Iと記します)を練習するよう指導されます。7Iがしっかりスイングできるようになれば、自然と他のアイアンのショットもよくなります。
練習メニューとしてはまずはひたすら7Iの打ち込みです。7Iがまともにショットできないうちはドライバーの練習に手を出すのはまだ先と言えます。
2.7Iのスイング
アイアンのスイングの練習メニューはまずは7Iの繰り返しですが、スタンスはショートアイアン(PWやAW)よりも広め、肩幅くらいでしょうか。ボールは右脚寄りにも左脚寄りにもせずに中央に置きます。ボールを上げようと思って右肩が下がらないように注意します。両肩のラインが床と平行です。
あとは素振りの練習から伝えてきたように、下半身主導でスイングをしていきます。左腰をしっかり回して、体の回転でスイングします。ボールの行方を気にせず最後までしっかりとボールを見て、ヘッドアップしないようにしましょう。フォロースイングもしっかりと決めてください。
最初は距離は気にしなくてもいいですので、真っすぐボールが飛んでいくことを目標にしましょう。