ゴルフの上達を目指す上で大切なことは基本に忠実なきれいなスイングを目指すことであると思います。ただ、皆さんが思い描くきれいなスイングとは何なのでしょうか。今回はきれいなスイングとは何か、について書いていきたいと思います。
1.きれいなスイングとは教科書通りのスイングではない
今回、この見出しについて疑問を抱いた方が多くいると思います。
上手いゴルファーは教科書通りのスイングをしているのではないか。
その通りであると私は思います。
トッププロであるアダムスコットのスイングように誰が見てもきれいと思うゴルファーはとても上手いと思います。
確かに上手いゴルファーは教科書通り、つまり基本に忠実なきれいなスイングをし、プレーをしています。
しかし、その上手いゴルファーのきれいなスイングは誰が見ても本当にきれいなスイングといえるのでしょうか。
少し難しいのでわかりやすい例を挙げるとすると、あるゴルファーは石川遼のスイングをきれいなスイングだと思う人もいれば、他のあるゴルファーは松山英樹のスイングをきれいなスイングだと思う人もいます。
また他の人はそんな選手よりもやっぱり、ジョーダンスピースのスイングがきれいなスイングであると考える人もいます。
つまり、何が言いたいかというときれいなスイングとはゴルファーそれぞれによって考えが変わるということです。
そもそも、きれいなスイングの定義なんかは教科書自体にもなく、雑誌などで取り扱われているスイングの多くの場合はトッププロのスイングの連続写真を切り取ったものです。
この場合私が言いたいことは、わたし目線から見ると決してきれいではないスイングの連続写真も数多く見当たります。
そしてゴルファーにはスイングのクセというものが少なからずあるといのも事実です。
まとめると、きれいなスイングとは人それぞれが理想とするタイプがあり、人によっても変わってくるということです。
そのきれいなスイングをする人が近所の練習場のおじさんゴルファーでもテレビで見る世界のトッププロであろうとあなたがきれいだと思うスイングはあなたが選んだものでありそれはきれいなスイングになると私は思います。
そして、その自分が理想としたスイングこそが本当にきれいなスイングであり、それを目指すことが、自分がきれいなスイングをするということにつながると思います。
だから、これからは教科書通りのスイングをお手本にするのではなく、あなたが本当にきれいだと思うゴルファーのスイングを参考にして、練習をすることがゴルフの上達に繋がると私は考えています。