ティーショットとは、ティーを立ててその上にボールを置いて打つショットですが、1番から18番まであるゴルフのホールの中で、ホールのスタートの時にのみ行われるショットです。
ですので、18回しかティーショットは基本的にはありません。しかし、ゴルフのホールのはじめということもあって、どうしても力が入ってしまったり、緊張などもあって、失敗してしまうこともあります。
OBなどでは、一打罰の上で打ち直しとなるので、結局18回以上ティーショットを行うことになる場合もあります。練習メニューを消化して、失敗しないティーショットを身につけましょう。
1.ティーショット失敗のリスク
ティーショットは、そのホールの中で、最も飛距離を稼ぐことの出来るショットです。
ですので、失敗すれば、その後のアイアンショットであったりアプローチ、パターに大きく関わります。
もちろん、失敗してもアプローチ、パターで挽回することは不可能ではありません。
しかし、ティーショットで飛距離を伸ばし、フェアウェイをキープできていれば、アプローチ、パターで挽回をしなくとも良いスコアになりやすくなります。
ティーショットで失敗すると、一打罰の上で打ち直しとなった場合などには、パーでそのホールを終えることは、難しくなります。
かといって、ティーショットをドライバーでなくアイアンで打ち、コースを刻んで周ることは、ゴルフの醍醐味にかけることは、言うまでもありません。
ですので、ティーショットを失敗しない為の練習メニューが重要になってきます。
2.ティショットのコツ
ティーショットは、ゴルフというスポーツで唯一、プレーヤー自身がボールの置く場所を決めることの出来るショットです。
それ以外のショットは、自分の手でボールを置くことができません。
それは、打った後のボールを継続して打っていくスポーツがゴルフだからです。
ですので、ティーショットの利点であるボールを置けるアドバンテージを生かし、ピンを刺し、ボールを置くところから、ティーショットは始まっているのです。
自分でセットが出来ることから、テーぃーの高さ、打つ角度まで自分で調節できることはもちろん、木やラフといった周りの環境による影響を受けにくいのがティーショットです。
ですので、自分の自分の感覚、自分の高さ、自分のショットを発揮できる数少ないショットこそかが手x-ショットであり、その環境を整えられるかが、ティーショットの鍵を握ります。
3.ティーショットの感覚を身につける
ティーショットでは、スイングが正しいブレの無い正確なスイングをしているかといことが重要なことは言うまでもありませんが、ティーの高さによって、軌道やショットの性質が変わります。
たとえば、ティーを深くまで刺してティーショットした場合、その軌道は低い弾道でボールは飛んでいきます。
しかし、一歩間違えばダフってしまって、地面を叩いてしまって失敗するということにもなりかねません。
だからといって、ティーを浅く刺せば、ボールが上に上がりすぎて、いわゆる天ぷらショットという状態になってしまいます。
これでは飛距離は伸びず、風の影響ばかり受けてしまうこととなりフェアウェイキープは難しくなります。
このように、ティーショットでは、ティーの場所によって、ショットの性質が大きく変わってきます。
ですので、練習メニューにおいては、どの深さにティーを刺せばどのような軌道でどれくらい飛ぶのかという自分自身の感覚と自分の飛距離を確かめながら練習を行うことが重要となってきます。
そのうえで、自分にあった位置でショットを行い、また、コースの条件や、自分のボールポジションなどの作戦を練って、どのあたりに次のショットをおこなって、最終的にカップにボールを沈めるかをティーショットの段階から計画してショットを行うことが重要です。
もちろん、アイアン、パター、などのショットも重要ですが、アイアンやパターなどのショットが、ティーショットの失敗をフォローするショットにならないように、ティーショットを練習して、自分の感覚と飛距離を把握してなれることが、最も大切なことになります。