ゴルフのラウンド当日にも行える練習メニューを考えていきましょう。
と提案するとビックリされそうですね。
ラウンド当日の練習といえば、併設のゴルフレンジでドライバーを数回打ったり、苦手なクラブを振ったり、調整や体を温める意味で行っていらっしゃることでしょう。
それ以外にも、ラウンド当日にはもっといろいろな練習ができます。
「ラウンド当日にも行える練習メニュー」をご紹介します。ゴルフのスコアアップにも役立つと思うので、ぜひやってみてください。
1.時間には余裕を持ってゴルフ場に到着を
ギリギリの時間に到着してしまうとバタバタしてしまい、その後のプレーにもあまり良い影響がありません。
ラウンド当日はラウンド開始時間よりもたっぷり多めに時間をとって、早めに到着することをお勧めします。
早朝のゴルフ場の空気はとても気持ち良いですし、余裕をもって到着しておけば、プレーにも余裕が生まれます。
初めてラウンドするゴルフ場であれば、早めに到着して馴染んでおけば心の余裕が違います。
2.前日の過ごし方がすでに練習メニューの一部
前日の過ごし方からすでに練習メニューをこなしていると意識しましょう。
まず、リラックス第一だからと長風呂はしないようにしてください。筋肉がほぐれすぎて、いつもの調子が出せません。
軽くシャワーを浴びて早めの就寝を心がけましょう。
早寝早起きが明日のプレーの要です。
気になることがあって、早起きしてゴルフ場で練習すれば良いことです。
しっかり睡眠をとりましょう。
3.当日の朝の過ごし方
当日の朝食の時間や排泄時間は、到着時間とのタイミングなどを併せて考えて組み立てておきましょう。ご自身の体調や都合も調整しましょう。
ゴルフ場に着いたら、準備体操を念入りに。
夏のプレーの場合は、軽い脱水で足がつりやすくなります。
ケガ防止のために、特に太ももや腰、腕や手首、足首などはほぐしておきましょう。
肩甲骨や股関節可動域を広げるストレッチも軽く済ませておくと、クラブを振る時の体への負担が減ります。
4.練習レンジでの練習メニュー
練習レンジでは、いきなりドライバーを打つのではなく、準備体操も兼ねてコンパクトスイングの素振りから始めていきましょう。
体が温まってきた頃に、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジ、とプレーの流れのように1回1回のショットをクラブを変えて練習メニューをこなしていきましょう。
つい、気になるクラブばかり練習してしまいがちですが、プレーではくまなくいろいろな種類のクラブを使用します。
5.クラブの練習配分に気をつけよう
私の失敗として、フェアウェイウッドが気になるからと練習をしたら、アイアンが打てなくなり、アイアンだけ練習をしていたら当然フェアウェイウッドで失敗したりと、練習配分の悪さをよく実感しました。
プレー当日は得意なクラブも苦手なクラブも全て使用します。
プレーをしているイメージで、全てのクラブを一通り打ち、気になるクラブがあれば、重点的に練習するのも大事ですが、基本に戻ってコンパクトスイングのみ練習をして、肩や腰、膝の動きを調整することもお勧めします。
6.パター練習は絶対に行うこと
これらが一通り終わったら、次はパターの練習をしましょう。
そのゴルフ場のグリーンの種類やスピードがわかります。
芝目はグリーンのある地形によってそれぞれ違うのですが、癖がわかるだけでもプレーが違ってきますし、距離感の確認にもなります。
これらの練習メニューをプレーまでに済ませるだけでも軽く1時間はかかるかと思います。
ゴルフ場へはぜひ早めに到着をして、ベストスコアのために備えてください。