ゴルフをするときに呼吸までこだわっている方は少ないのではないでしょうか。スポーツジムに行くと、力を出すときに息を吐き、また息を吸って整えてから息を吐いて力を出すように指導されます。
ゴルフスイングの際の呼吸はどうすればいいのかについて今回はお伝えしていきます。
1.インパクトと同時に息を吐く
特に驚くべきことでもありません。力を出すときには息は吐くものです。息を止めると筋肉が固まってスイングの安定感が崩れます。
呼吸法で大きく結果が変わってくるのがドライバーショットです。
バックスイングの時に大きく息を吸い込んで、インパクトのときに吐き出す。日ごろの素振りの練習から意識して取り入れることが可能です。実際のドライバーショットでも呼吸法ひとつで何十ヤードと飛距離が変わってきます。1打目の飛距離で悩んでいる方はぜひやってみてください。
2.合言葉
ゴルフの中で息を吐きながらスイングするというのは案外難しい作業です。特にタイミングを合わせるのが難しく、インパクトの後で息を吐いてしまったりもします。
ゴルフ漫画などにも登場しますが、スイングするときの合言葉というものがあります。
「チャー・シュー・メーン!」が有名です。メーン!と力強く叫びながらインパクトするのです。つまり息を吐きながらインパクトしていることと同じです。
合言葉は別になんでも構いません。いろいろチャレンジして、自分にあったものを探してみるのもいいと思います。
3.ルーティンとリズム
ゴルフは相手との闘いでもあり、自然との闘いでもあり、自分との闘いでもあります。いかに平常心で、いつも通りのスイングができるのかを問われます。
その際に大切なことはリズムです。リズムよくプレーすること。いつも通りのスイングができている証拠です。
ですから日ごろから自分のリズムについては認識しておく必要がありますし、リズムを固定してしまうことも効果的です。一般的には「ルーティン」といわれる、常に同じ動作をしてから本番に向かう方法です。
練習場で練習する際にはぜひ取り入れてほしい練習メニューです。ティーグランドに立ち、ボールをセットし、素振りをし、アドレスに入り、スイングする。この一連の動きの中に呼吸を組み込んでみましょう。アドレスの前に一度大きく呼吸をしておくとか、ボールに息を吹きかけながらインパクトするとか。
本番を意識した大切な練習になります。
呼吸に関しても日ごろから意識してスイングと結び付けておくと、ドライバーの飛距離だけでなくスイングの安定感にもつながります。
ぜひ試してみて下さい。