ゴルフのクラブにはそれぞれの箇所に名前がついています。先の部分はヘッドと呼びますし、ボールの当たる部分はフェイスと呼びます。
長い柄の部分はシャフトと呼びます。そして実際に人間が振れる場所、クラブを握る場所をグッリプと呼ぶのです。グリップはプレイヤーとクラブを繋ぐ唯一の場所です。ゴルフにおいてグリップはとても大切です。
今回は自宅でできるゴルフクラブのグリップの交換方法についてお伝えしていきます。
1.定期的な交換が必要
私はスイングしてボールとフェイスがインパクトする瞬間に、極端に親指に力が入ります。特にドライバーを使用するときには相当な力をかけています。
以前はそれで親指の爪の中が内出血したり、はがれたりしていました。みなさんはそれほどではなくても、グリップには指の力が加えられています。親指の当たる部分だけが薄くなってきたり、破れてきたりしてはいないでしょうか。
そんなことにはならない。という方も、グリップはゴムでできているので、時と共に硬くなっていきます。
ゴルフはアドレスとグリップでショット成功の7~8割を占めていると言われますから、破れていなくても硬くなるだけでショットは乱れます。ゴルフ上達のためには定期的にグリップの交換をすることをお勧めします。
2.自宅でグリップ交換するとき
ゴルフの初心者はゴルフ専門店(スポーツ用品のお店でもOK、打ちっぱなしのお店でもできます)にグリップ交換をお願いすることをお勧めしておきます。
グリップがグダグダだとまったくいいスイング、ショットができなくなるからです。グリップ交換に失敗は許されません。
ただ、ドライバーもアイアンも全部グリップ交換するとなると相当に経費もかさみますので、自分で交換する方もたくさんいます。
まずは新しいグリップを購入します。太さは自分の好みにあわせてください。今まで細かったのに急に太くすると、スイングした感覚がまったく変わりますので、同じ太さがベストです。
専用の交換キットの購入もしてください。ますはグリップを切って取り除きます。中にはノリが残っていますので、専用の液体を使用してこちらもしっかり取り除きましょう。
次に新しいグリップの長さに合わせて両面テープを縦に張り、そこに専用のノリ(スプレー式)をつけます。新しいグリップの中にも必ずこのノリを吹き込んでください。そしてグリップを挿入します。向きがありますので注意しましょう。
慣れれば職人並みにグリップ交換が上手になっていきます。
これで、少なくとも交換にかかる費用は節約できますし、その分をプレー代にまわすことができますね。