ゴルフの初心者は、初めてすぐに、いくつかの壁にぶつかります。それはゴルフをはじめたばかりの初心者であるからこそ、何が正しい練習で何が間違った練習かが分からなくなるからです。

だからこそ、正しい練習が重要で大切になります。誤った練習をおこなってもスイングに癖がつき、上達から遠のきます。正しい練習で初心者であってもスコアを上げて楽しく早く上達しましょう。


1.自分にあった練習方法

ゴルフを始める際、クラブやウェアー、シューズなどを一通り用意して、いざ練習を始めようとするものの、ルールくらいは大まかに理解していても、何から初めて良いか分からないという場合があります。

その場合、もっとも安易な方法は練習場に行ってレッスンプロに指導をお願いするという方法があります。

プロによる指導で基本が身につき、スイングの基本が身につくので、おすすめです。

しかし、時間も指導料金もかかることから、敬遠される場合には、ゴルフの基本書を片手に自分で独学でスタートする方法もあります。

また、ゴルフをしている友人や先輩に基礎を教わるという方法も、初心者が練習する方法としては多いかもしれません。

せっかくゴルフをはじめたのですから、初心者の人にとっては、楽しく練習できるということが重要です。

自分に合った練習方法を見つけましょう。


2.初心者が覚えること

ゴルフの練習では、当然、一番初めに覚えることがいくつかあります。

たとえばグリップの握り方であったり、肩幅により若干狭いスタンスで重心を真ん中に置いて立つフォームであったり、基礎の基礎については、ゴルフの映像や本を見たりすることで、確認が可能です。

意識しなくてもボールの前でフォームを作れるというようになるまでは、慣れが必要です。

次に、実際にゴルフ練習場に行って練習をスタートするわけですが、どのような練習方法をしたとしても、最終的には反復練習が不可欠です。

ですので、上達するためには、ある程度練習場に通って練習することが必要となります。

ゴルフの初心者がはじめにに身に着けなければならないのは、フォームです。

重心と軸を作って、円を描くようにクラブをスイングすること、すなわち常に同じスイングが出来るように軸と重心を意識してスイングを固めることが重要になります。


3.初心者の練習方法

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初心者はゴルフの練習場でボールを打つ必要はありません。

練習場の擬似ティーを目印にして、重心と軸を意識して、何度も何度も振ることで、自分のフォームが身につきます。

しかし、ボールを打たない練習は楽しくなく足が遠のく可能性もあるので、最低限だけのボールを買って、2から3時間、クラブを振り、ボールを時々打って感覚を楽しみながら練習をすることがおすすめです。

初心者におすすめの練習方法は、7番アイアンを使い続けるということです。

もちろん、7番アイアンでなくても良いのですが、フォームを固めるためには、距離などを気にせず、気持ちよく力を抜いて7番アイアンを振り続けることでアイアンの感覚が身につきます。

フォームが固まる前からクラブを変えて練習すると飛距離の感覚やスイングの感覚がクラブごとで異なり、フォームを崩しやすいので、おすすめしません。

ゴルフの醍醐味はドライバーの飛距離だと思いドライバーから練習する人もいますが、アイアンで練習をしたほうが、クラブのヘッドの重さがあり良いフォームが身につきます。

安定して7番アイアンを振れるようになったとき、次に、ドライバー、パター、そしてアプローチ、バンカー等の練習にステップアップが可能となります。

まずは、基礎のフォームを固めて、いつも同じスイングがアイアンで出来るようになることが、初心者の練習方法では、最も効果的です。