みなさんはゴルフの30ヤード~60ヤードぐらいのアプローチでは何を意識されているでしょうか。

中途半端な距離のアプローチが上達したい方に、特に試してみて頂きたいのが、バックスイングをアウトサイドに上げることです。


1.30ヤード~60ヤードのアプローチは難しい

私は30ヤードから60ヤードぐらいの中途半端な距離のアプローチが苦手で、トップやチョロのミスに悩まされていました。

まともにインパクト出来たとしても距離感が合わなかったり、スピンコントロールが効かず、グリーンに乗ることはあってもカップへは寄りませんでした。

その時は普通にショットするのを、バックスイングの振り幅を変えているだけでした。

それではミスが出るということが分かっていましたが、ではどうしたらミスが減るのかが、いくら練習しても分かりませんでした。

そんな時、このバックスイングをアウトサイドに上げるというワンポイントで、ミスは激減しました。


2.バックスイングをアウトサイドに上げるメリット

プロゴルファーがやわらく上げているのを見て、ゆったりとスイングした方がいいと思ってしまいがちですが、ゆったりとスイングするとインパクトがゆるみやすくなります。

インパクトがゆるめば、高い確率でミスします。

インパクトでゆるまないように、バックスイングをアウトサイドに上げて、インパクトではターフを取るくらいのイメージで、鋭くしっかりボールにコンタクトできます。

インサイドに上げるとシャンクが出るので、必ずアウトサイドに上げて下さい。

何度も言うようですが、プロのようなやわらかいアプローチのスイングは、インパクトでのボールへのコンタクトの強さを変えるということなので、ゴルフの中でもかなりの高等技術です。

ボールへのコンタクトの強さを抑えると、スピンがかかりにくくなるので、ランが出るようになります。

ランが出るとカップに入る確率が上がるので、プロはこの技術を使います。

シングルになってスイングも安定し、もうワンステップ上達したい時には、これをトライする価値はあると思います。

そうではなく、安定したアプローチを望まれるのであれば、バックスイングをアウトサイドに上げて、同じリズムでインパクト時の当たりの強さを一定にして下さい。

これによりイメージした距離感とスピン量が出るので、カップへ寄りやすくなります。

それともう一つ、アウトサイドインの軌道にすることによるメリットとして、誰もが憧れる高くスピンの効いたアプローチが出来ます。

アウトサイドインのアプローチ、是非試してみてください。