ゴルフ練習場まで行かなくとも、家の中でも毎日素振りなどの練習をすれば、上達も早くなります。
ただ漫然と素振りをするのではなく、工夫して素振りを練習に取り入れることが大切です。
スイングの確認やクラブヘッドの動きを確認しながらゆっくりと素振りする・リズムを体に身につけるために何十回も素振りを繰り返す等、家の中であっても工夫次第でいろんなゴルフの練習ができます。
ゴルフの早い上達のためにも、毎日の生活に練習を取り入れたいですね。
「1万時間の法則」といって、一つのことをマスターするには、1万時間必要だとも言われますが、ゴルフも同じです。
1つのことにたくさん時間をかけ、じっくり取り組んでいくことで、上達は早くなります。また、必ずしも1万時間かかるわけではなく、中身の濃い練習や、取り組むにあたってどれだけ試行錯誤したかで、この1万時間はどんどん短縮されていきます。
時間のない方でも早く上達するための練習方法として、今回は「ゴルフが上達する短いクラブを使った練習方法」をご紹介していきます。
1.練習用の短いアイアンを入手しよう
お手持ちの短いクラブを室内やお庭で素振りできれば一番良いのですが、それも難しい方にお勧めしたいのは、練習用の短いクラブです。
住宅私はゴルフ用品店で練習用の短いクラブを入手して、室内で素振りをしました。
ウエッジよりもさらに短いクラブで、アイアンのおもちゃのような見かけですが、重さもしっかりあるので、何十回か振るとかなり満足出来る練習になります。
フェースの向きも確認しながら素振りができますし、鏡の前で体の動きをチェックしながら練習できます。
2.短いクラブの練習はフェースを意識したスイングが練習できる
テークバックの時点でフェースがどちらを向いているかで、ボールがどこへ行ってしまうのか決まってしまいます。
引っかけやダフリ、スライス、フックなどがある場合は、この練習を通して確認していきましょう。
3.フェースの動きをよく見てみよう
アドレスして、テークバックでのフェースの動きを見てみましょう。
両腕が腰の位置まで腕が来たら、そこで動きを一度止めてフェースを見てみてください。
フェースが地面に垂直に向いている場合はオープンフェースです。
フェースが地面に向かって下を向いている場合はクローズフェースです。
フェースが斜め下を向いている場合がスクエアです。
4.トップでのフェースも確認してみる
次にトップまで上げて確認してみましょう。
フェースが地面を向いていれば、これもオープンフェース。
フェースが真下を向いていたら、クローズフェースです。
トップでのフェースで理想的なのは、フェースが斜め上を向いている状態で、これでスクエアです。
私が初心者のうちはスライスがよく出ました。
フェースの向きを意識するようになって、スライスは格段に減りました。
短いクラブでじっくりフェースの向きを確認しながら、素振りを繰り返していくと、早い上達が見込めます。
フェースが的確にボールにコンタクトできるようになれば、方向性の良いボールが出るようになります。
そして一番のポイントですが、フェースを意識しすぎて腕をこねくり回さないように、しっかりボディターンや腕の使い方を鏡などでチェックしましょう。
スイングをつくることを念頭に置いて行ってください。
考えながら素振りを行うことで、ゴルフは格段に上達します。
短いクラブを使った素振りを家で行い、定期的に打ちっぱなし練習場でボールを打ってみましょう。
球筋が変わっていくことが目で確認できれば、きっとこの練習の効果がすぐに実感できます。
ぜひ短いクラブ使った練習を、普段の練習に取り入れてみてください。