ゴルフのラウンドでパット数を付けていない方、すぐに次回のラウンドから付けるようにしてください。

パット数を付けることで自分のゴルフの分析ができ、自分の弱点を明確にして課題を見つけることができます。

自分を知らなければ、上達はありません。


1.パット数でのパット評価方法

まずは、自分のパット数の基準を作って、パットを評価してください。

パットはゴルフのスコアのおよそ4割程度を占めます。

ですので4割が基準でいいです。

例えば、スコアが90だとしたら36パット、100だとしたら40パットが基準になります。

それより、パット数が少なければ良しとします。


2.パーオン率を加味したパットの評価方法

80代が出るようになってきたら、少し評価方法を変えます。

グリーンの端に乗っても、そこからのパットは3パットする可能性が高いです。

ですが、グリーンを外してアプローチ後にパットすれば、2パットの可能性が高くなります。

これを同じパット数で評価するのは、違うような気がしませんか。

パーオン率が低い方が、パット数が良くなる傾向にあるからです。

ショットが正確でない方が、パットがうまいと評価されるのは理にかなっていません。

そこで私は、パット数とパーオン率の両方で評価することを考えました。

パット数をスコアカードにメモしておけば、各ホールのショット数が分かるので、後からでもスコアカードを見れば、パーオン率が分かります。

パーオン率は、18ホール中、何ホールパーオンしたかです。

評価は、次の計算で行います。

パット数×(3.6 - パーオン率/100) です。

この数値が低い方が、評価が高いことになります。

3.6というのは私が経験の中から算出した数字です。

パット数32、パーオン率30%であれば、、32×3.3なので、105.6になります。

パット数33、パーオン率50%であれば、、33×3.1なので、102.3になります。

この場合、後者の方が高い評価になります。

パット数は前者の方が少ないですが、パーオン率が低いため後者のレベルより低い評価となっています。

パーオン率が低いのだから、寄せワンなどでもっとパット数が少なくないとダメでしょう、ということです。

ちなみに、後者のレベルでパーオン率30%であれば、102.3÷3.3=31 なので、パット数は31でないと同レベルとはなりません。

算出値は、ハンディが13~18で110、10~13で100、シングルで90が目安です。

パットが上達しているかどうかを評価するには、最適な算出方法だと思いますので、是非、お試し下さい。