みなさんはパッティングでどのような練習をされていますか。
私はゴルフの中で一番パッティングが苦手でしたが、この練習方法で距離感に自信が持てるようになりました。
その練習方法をご紹介いたします。
1.パッティングに悩む日々
私はパッティングが一番苦手で、長い間すごく悩んできました。
自宅で練習しても、一向に上達しませんでした。
パターはいくつも変えてきましたし、パッティングスタイル(打ち方)もいろいろ試しては変えてきました。
パットに関する本だけでも何冊も読み、テレビでプロの試合やゴルフレッスンの番組を見ては試してみました。
何事もすぐに効果があることは少ないので、一つを試すのに1ヶ月以上は費やしました。
クラブとしてのパター自体も、パッティングスタイルも両方悩んでいたので、どちらかが良さそうだと、どちらかが悪く、いたちごっこの日々でした。
2.理想のパッティングスタイルとは
私は理想を高く持ってしまい、プロのようにかっこ良くゴルフをやりたいというのが常にありました。
パッティングが思うようにできなかった原因、それはプロのマネをしていたことです。
「パッティングに正解はない」と言われているように、パッティングだけはマネをするだけでは上達しません。
好きなプロが使っているものと同じパターを選んできて、練習さえすれば使えるようになると思いひたすら練習しても、パッティングのフィーリングは練習ではどうにもなりませんでした。
かっこいいから、憧れるからと、プロのマネをしてもダメだったのです。
そこで考え方を変えてみました。
プロと同じパターを使うのはやめて、逆に自分しか使っていないくらいのパターで、自分のフィーリングにあったものを中古ショップで探してみて、これというものを見つけました。
そしてパッティングスタイルは、目標にどうやったらピタッと寄せられるかを深呼吸をして目を閉じ、力をフッと抜いて何も考えずに構えて、寄せることだけに集中します。
それからです。
距離感に自信が持てるようになりました。
私がお薦めするパッティングとは、このパターがいいとか、ボールをこの位置において、こういう軌道で打つ、このパッティングスタイルがいいとか、そういうことではありません。
理論やかっこよさにとらわれず、これなら素直にそして自然に構えられる、距離感が合いやすいという、自分だけのパッティングスタイルを見つけて下さい。
パターも流行りやかっこよさで選ぶのではなく、周りで自分しか使っていなくてもいいです。
自分のフィーリングに合ったもの、という基準だけで選んで下さい。
そのパッティングスタイルやパターが、どんなにかっこ悪くてもそれでいいんです。
自分を捨てる勇気を持った時、パッティングは確実に上達します。